最近増えている 酸蝕症(さんしょくしょう) について

酸蝕症とは身近な酸性の食べ物や飲み物、胃液によって歯が溶かされる病気のことをいいます

以前は「塩酸、硫酸、硝酸などを扱う工場において酸のガスやミストが直接歯に作用して、表面が溶ける」職業病ととらえられていましたが、最近一般の方の口の中にも多く見られるようになってきました

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酸蝕症の原因

・清涼飲料水の摂取量の増加

・拒食症、過食症などの摂食障害による嘔吐

・健康のための酢の摂取

・クエン酸やワインの摂取量の増加

・胃食道逆流症の増加  

などが挙げられます。

飲み物の酸性度

清涼飲料水の酸性度

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清涼飲料水にはクエン酸かリン酸のどちらかが含まれており、クエン酸のほうが酸蝕は強く起こります。コーラは清涼飲料中1番pHが低く、砂糖の入っていないダイエットコーラでも酸性度は同じです。スポーツドリンクは風邪、発熱時によく飲まれ、健康飲料のイメージが強いのですが、多飲は酸蝕やう蝕を引き起こすことになります。

お酒の酸性度

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アルコールで歯が溶けるのではなく、含まれている酸で歯が溶けます

醸造酒のなかではワインのpHが一番低く、注意が必要です。蒸留酒は製造過程で加熱されることにより、揮発性の酸のみが含まれることになるので、概してpHは高い傾向にあります。チューハイは清涼飲料水に蒸留酒をいれたものようなものなのでpHは低いです。

食べ物の酸性度

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健康に良い果物や野菜はpHが低く、大量を長期に摂取するのは歯にとってはそれほど健康的ではありません。 これらの中でレモンは特にpHが低く、注意が必要です。レモンにはビタミンCも含まれていますが、酸っぱ味のもとはほとんどがクエン酸です

酸蝕症になりやすい人

・トレーニング中にスポーツドリンクを飲みっぱなしである

・おつまみなしで、ワインや酎ハイをちびちび、長時間飲んでいる

・毎日のジョギング後にビタミンドリンクや黒酢ドリンクを飲んでいる

・部活中に熱中症予防のため頻回に少量ずつスポーツドリンクを飲んでいる

・朝食に健康のためグレープフルーツを食べ、その直後に歯磨きをしている

・就寝前に健康のためお酢を飲んでそのまま眠る

・授乳期を過ぎた幼児にスポーツドリンクを哺乳瓶で夜にやる

・酸性の強い温泉の湯を健康のためによく飲んでいる。(飲泉)

・のどアメをたえず口の中に入れている

など

酸蝕症の予防方法

・酸性の飲み物、食べ物をだらだら食べたり飲んだりしない

 (酸性飲食物を普通に食べているなら心配はいりません)

 

・寝る前に酸性の飲食物を取らないようにする

 (寝ている間は唾液が少なくなるので、口の中の酸性度が元に戻りにくい。特に口呼吸やいびきをか  

  く癖があると口が渇き酸性溶液が残りやすくなる)

 

・酸性の飲食物を取った後はよくうがいをする