みなさん こんにちは
くぼた歯科医院 歯科医師の晃子です
「自分の歯の代わりになる」とインプラント治療を行う方が年々増えてきていますが、それに伴い、国民生活センターへの相談件数も多くなっているとの報道がなされました
高齢化社会に伴って、失った歯の代わりに、人工の歯根を埋め込むインプラント治療が普及する一方で
「高い治療費を支払ったのに、手術直後から1年たっても痛みが取れない」
「余計な骨まで割られて、出血が止まらない」などといった相談が毎年60~80件余りあるとのこと
インプラント治療は、失った歯の代わりに、チタンなどの人工の歯根を顎の骨に埋め、それを土台にして被せ物や入れ歯を装着する治療です
健康保険が適応にならないため、費用が多くかかります
また術者の臨床経験によっても技術に差があるため、インプラントを行う際には歯科医院選びも慎重に行う必要があります
国民生活センターへの相談者の7割以上が50代以上で、最も多いのは60代の31.1%、次いで50代(21.5%)、70代(17.4%)だそうです
インプラント治療は歯を失った人にとって、入れ歯やブリッジに比べ「良く噛める」というメリットがあります
治療を受ける前に、よく情報収集をして、全身の健康状態、治療方法や費用、リスクなどを十分に検討したうえで治療を選択するようにしましょう