ゴム型歯間ブラシ

くぼた歯科医院 歯周病 予防 ホワイトニング おすすめ

みなさん、こんにちは 

くぼた歯科医院 歯科医師の晃子です

 

寒い日が続いており、冷え症の方にはつらい季節になりましたね

厚手の靴下が手放せません(^^;

 

週末に高校の同級生と食事をした時に歯間ブラシの話題になりました

 

友人のお母さんが「ゴム型の歯間ブラシを使用しているんだけど、どうなのかな」ということでした

 

CMなどでも「やわらか歯間ブラシ」など宣伝しているので、患者さんからも質問を受けることがあります

 


私個人としてはゴム型の物は薄く携帯性に優れていますので、外出先で歯に詰まった食べかすを押し出すのには爪楊枝の代わりとして使うぶんには良いかな・・・と思います

 

歯茎を傷つけることもないので、爪楊枝よりも安全です

くぼた歯科 八戸 歯医者 歯周病 ホワイトニング

しかし歯の表面にベターっとついた汚れやプラークを絡めとる力は非常に弱いという特徴もあります 

 

台所の三角コーナーや排水溝のヌメリを思い出してください

 

そのヌメリと同じような「バイオフィルム=細菌の塊」という膜が上の図のように歯の表面に付いていて、これが歯周病や虫歯の原因になるのです

 

排水溝はブラシ硬いスポンジでゴシゴシ擦らないとヌメリは取れませんよね?

 

歯の表面のバイオフィルムもある程度の硬さをもった歯間ブラシを擦り付けて除去する必要があります

 

ですのでゴム型歯間ブラシや食べかすを取るのには良いですが、歯周病の予防や治療には毛のついた歯間ブラシをオススメいたします